連玉(読み)レダマ

デジタル大辞泉 「連玉」の意味・読み・例文・類語

レダマ(〈スペイン〉retama)

マメ科の落葉低木。エニシダに似て、枝は細長く、灰緑色。夏から秋にかけ、黄色の蝶形の花を開く。地中海沿岸地方に産し、日本には江戸時代渡来。観賞用。
[補説]「連玉」とも書く。

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精選版 日本国語大辞典 「連玉」の意味・読み・例文・類語

レダマ【連玉】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ポルトガル語・スペイン語] retama )[ 異表記 ] レタマ マメ科の落葉低木。地中海沿岸原産で、観賞用に栽植される。高さ一~三メートル。エニシダに似ている。葉は退化して長さ一~四センチメートルの線形小葉が一個つくのみ。夏から秋にかけ、梢上に大形の黄色い蝶形花がまばらな総状花序につく。豆果は長楕円状線形。レダマのき。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「四月〈略〉れたま」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
    2. [その他の文献]〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「連玉」の解説

連玉 (レダマ)

学名Spartium junceum
植物。マメ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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