連累(読み)レンルイ

デジタル大辞泉 「連累」の意味・読み・例文・類語

れん‐るい【連累】

[名](スル)他人の罪や事件に関係して罪や災難をこうむること。まきぞえ。
「我輩同志までが―をくらって」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「連累」の意味・読み・例文・類語

れん‐るい【連累】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人のひき起こした事件や行為にかかわって、罪や迷惑をこうむること。かかりあい。まきぞえ。
    1. [初出の実例]「嘗て罪有人にしたしみ、其連累をかふむりて獄中に年を明かしけるに」(出典:俳諧・俳諧世説(1785)三)
    2. [その他の文献]〔紅楼夢‐第二九回〕
  3. 連なりかさなること。連ねかさねること。累積
    1. [初出の実例]「文章、衆辞を連累する時は、必ず気勢弛まりて、一篇活動せず」(出典:漁村文話(1852)警策)

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普及版 字通 「連累」の読み・字形・画数・意味

【連累】れんるい

連坐する。

字通「連」の項目を見る

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