遅筆(読み)チヒツ

デジタル大辞泉 「遅筆」の意味・読み・例文・類語

ち‐ひつ【遅筆】

文章などを書くのがおそいこと。「遅筆で有名な作家」⇔速筆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遅筆」の意味・読み・例文・類語

ち‐ひつ【遅筆】

〘名〙 筆の運びが遅いこと。文章などを作るのにひまどること。
※中右記‐天正二年(1574)正月二一日「被奏大間、忩書之処、次第狼藉也、是遅筆之所致歟」
※授業編(1783)四「世俗のいふ遅筆(チヒツ)不達者にて悉く書とる事なりがたし」

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