遊安(読み)ゆうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遊安」の解説

遊安 ゆうあん

?-1695 江戸時代前期の僧。
浄土宗。江戸伝通(でんずう)院の春岳にまなぶ。諸宗教義,儒学をおさめる。霊山寺住職となり,同寺を江戸本所にたてなおした。のち常陸(ひたち)(茨城県)瓜連(うりづら)の常福寺住職。元禄(げんろく)8年1月10日死去。上野(こうずけ)(群馬県)出身。俗姓新田。字(あざな)は廓瑩。号は光蓮社明誉念称。著作に「往生要集指麾鈔(しきしょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android