遊慣・遊馴(読み)あそびなれる

精選版 日本国語大辞典 「遊慣・遊馴」の意味・読み・例文・類語

あそび‐な・れる【遊慣・遊馴】

〘自ラ下一〙 あそびな・る 〘自ラ下二〙
① 遊んでその物事または人となれ親しむ。
源氏(1001‐14頃)乙女年頃あそびなれし所のみ思ひ出でらるる事まされば」
② 遊ぶことになれる。遊興遊蕩(ゆうとう)になれる。
腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉一「それにつけて今は遊ぶが上にも遊馴れてしまった身の上に思及ぶと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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