道了権現(読み)どうりょうごんげん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「道了権現」の意味・わかりやすい解説

道了権現
どうりょうごんげん

神奈川県南足柄市大雄町にある曹洞宗大雄山最乗寺通称。応永1 (1394) 年了庵慧明開創。その弟子道了は大力無双で嶺谷を開き,大木巨石を運搬し,大殿,法堂,山門などを建立したと伝えられる。以後幕府の保護を受ける一方,すでにこの地方に勢力を張っていた修験と結びついて発展した。道了は了庵が没すると,天狗となって当山の鎮護にあたったといわれ,道了大薩 埵殿に祀られている。毎月 27日と 28日を祭日とし,1,5,9月の祭日には大祭を行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「道了権現」の意味・わかりやすい解説

道了権現【どうりょうごんげん】

最乗寺

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「道了権現」の意味・わかりやすい解説

道了権現
どうりょうごんげん

最乗寺

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android