道俗(読み)ドウゾク

精選版 日本国語大辞典 「道俗」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぞくダウ‥【道俗】

  1. 〘 名詞 〙 僧侶と俗人。仏道にはいっている人と俗世間の人。
    1. [初出の実例]「詐称聖道、妖惑百姓、道俗擾乱、四民棄業」(出典続日本紀‐養老元年(717)四月壬辰)
    2. 「まゐり集りたるそこそばくのだうぞく男女、声も惜まず」(出典:古本説話集(1130頃か)七〇)
    3. [その他の文献]〔魏書‐儒林伝・李同軌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「道俗」の読み・字形・画数・意味

【道俗】どう(だう)ぞく

僧侶と俗人。〔洛陽伽藍記、五、烏場国〕土氣和、地方數千里。~(さつた)投身(捨身餓虎)の地なり。~土に異饒(おほ)く、夏相ひ接す。俗之れをり、佛に上(たてまつ)り供す。

字通「道」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む