道場宿村(読み)どうじようじゆくむら

日本歴史地名大系 「道場宿村」の解説

道場宿村
どうじようじゆくむら

[現在地名]宇都宮市道場宿町・清原工業団地きよはらこうぎようだんち

北は刈沼かりぬま村・刈沼新田村、東は野高谷のごや村・氷室ひむろ村、鬼怒川東岸に沿う。芳賀はが郡に属する。近世初期は宇都宮藩領。慶安郷帳に田方二六四石余・畑方二二一石余とある。承応二年(一六五三)検地を受ける(「検地帳」岡田平馬文書)。延享年間(一七四四―四八)に三卿の一橋領となったと思われ、以後幕末まで同様。天保年間(一八三〇―四四)の家数五九(改革組合村)。秣場は刈沼新田村と入会(「刈沼新田村明細帳」坂本学文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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