道妨(読み)みちさまたげ

精選版 日本国語大辞典 「道妨」の意味・読み・例文・類語

みち‐さまたげ【道妨】

〘名〙
通行の妨げとなること。また、そのもの。
貫之集(945頃)一「思ふことありてこそゆけ春霞みちさまたげにたちかくすらん」
成仏の妨げとなるもの。悟道のさわり。
源氏(1001‐14頃)柏木七日七日の御す行などを〈略〉かくいみじと思ひ惑ふに、中々みちさまたげにもこそとて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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