道有屋敷代地（読み）どうゆうやしきだいち

日本歴史地名大系 「道有屋敷代地」の解説

道有屋敷代地
どうゆうやしきだいち

[現在地名]千代田区神田東松下町（かんだひがしまつしたちよう）・神田東紺屋町（かんだひがしこんやちよう）・岩本町（いわもとちよう）三丁目など

小伝馬上（こでんまかみ）町代地の南に位置する片側町。東と西は武家地。当地は江戸時代前期以来の武家地で、沿革図書によると、当町の一画は享保年間（一七一六―三六）には九軒（くけん）町・小伝馬上町・紺屋（こんや）町・大伝馬塩（おおでんましお）町の代地が成立している。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内


道有屋敷代地
どうゆうやしきだいち

[現在地名]千代田区岩本町（いわもとちよう）一丁目

神田紺屋（かんだこんや）町三丁目の東に位置する代地で、待合（まちあい）橋から北に向かう道筋に沿った片側町。東は同大和（やまと）町代地、南は町会所付（まちがいしよつき）請負地、北は武家地。当地域は江戸時代前期以来の武家地。元地が享保六年（一七二一）火除地になったため代地が与えられ（安永三年小間附町鑑）、文化五年（一八〇八）の絵図では当地に道有屋敷が成立している（沿革図書）。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で，天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25～30%含まれる。有機物の分解，たとえばセルロースの腐敗，発酵の際に生成され，沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay