道造(読み)みちづくり

精選版 日本国語大辞典 「道造」の意味・読み・例文・類語

みち‐づくり【道造】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道路を新たに造ること。また、道路を修理すること。道普請
    1. [初出の実例]「大守の下るとて道作りをさせたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)
  3. 人のふみ行なうべき正しい道を世に広めること。
    1. [初出の実例]「我が君のあまねき御代の道づくりくぼめる身をも哀とは見よ〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)
  4. 物事を進める準備をすること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android