遙授(読み)ようじゅ

精選版 日本国語大辞典 「遙授」の意味・読み・例文・類語

よう‐じゅ エウ‥【遙授】

〘名〙 主に平安時代地方官に任命されて任地に赴任しないこと。在京したままで俸祿を受取ること。遙任
日本後紀‐弘仁二年(811)二月庚辰「大宰府官。并所管国司。聴公廨四分之一。年漕于京。遙授之官半分焉」

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