精選版 日本国語大辞典 「遠方」の意味・読み・例文・類語
えん‐ぽう ヱンパウ【遠方】
〘名〙 空間的、時間的に遠く離れたところ。〔文明本節用集(室町中)〕
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)一「母が遠方で死だ時」 〔論語‐学而〕
とお‐じ とほぢ【遠方】
〘名〙 遠い所。はるかな方。えんぽう。おちかた。
※国基集(1102頃)「春ふかくまだ霞けるふる郷のとをちの山をほのもみましや」
とお‐ち とほ‥【遠方】
〘名〙 ⇒とおじ(遠方)
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