遠篝(読み)トオカガリ

デジタル大辞泉 「遠篝」の意味・読み・例文・類語

とお‐かがり〔とほ‐〕【遠×篝】

陣所から遠く離れた所でたくかがり火
「―をいて」〈太平記・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遠篝」の意味・読み・例文・類語

とお‐かがりとほ‥【遠篝】

  1. 〘 名詞 〙 陣所から遠く離れた場所にたくかがり火。遠篝火。
    1. [初出の実例]「遠篝(トヲカガリ)を焼いて其の夜を遅しと待ち明かす」(出典:太平記(14C後)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android