遠藤幸左衛門(読み)えんどう こうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠藤幸左衛門」の解説

遠藤幸左衛門 えんどう-こうざえもん

?-? 江戸時代中期の殖産家。
筑前(ちくぜん)(福岡県)の人。宝暦13年(1763)朝倉郡の金川で川茸(かわたけ)(藍藻(らんそう)類の一種)をみつけ,その製品化を研究した。のち子の喜三衛門が乾燥製法を考案し,製品は秋月藩主によって寛政5年寿泉苔(たい)と命名され,藩の特産物となった。名は共易。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android