遠飛鳥(読み)とおつあすか

精選版 日本国語大辞典 「遠飛鳥」の意味・読み・例文・類語

とおつ‐あすか とほつ‥【遠飛鳥】

大和国奈良県高市郡にある土地古名。後に飛鳥京の営まれた地方
古事記(712)下「倭に上りて到りまして詔りたまはく、『今日は此間に留まりて祓禊為て、明日参出て神宮を拝まむとす』とのりたまひき。故、其地を号けて遠飛鳥(とほつあすか)と謂ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android