普及版 字通 「遭(漢字)」の読み・字形・画数・意味
遭
常用漢字 14画
(旧字)
15画
[字訓] あう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は曹(そう)。曹は裁判の当事者を示し、二人相並ぶ意がある。〔説文〕二下に「ふなり」とあり、期せずして会うことをいう。運命的な出会いを遭遇という。
[訓義]
1. あう、めぐりあう。
2. めぐる、めぐりゆく。
3. 受身に用いて、らる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アフ
[語系]
tzu、曹dzuは声近く、曹は裁判の当事者。相対するような状態で遭遇することをという。
[熟語]
遭運▶・遭殃▶・遭火▶・遭凶▶・遭遇▶・遭困▶・遭際▶・遭災▶・遭讒▶・遭時▶・遭囚▶・遭辱▶・遭値▶・遭難▶・遭▶・遭命▶・遭厄▶・遭乱▶・遭離▶・遭戮▶・遭歴▶
[下接語]
周遭・遭
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報