遵法闘争・順法闘争(読み)じゅんぽうとうそう

精選版 日本国語大辞典 「遵法闘争・順法闘争」の意味・読み・例文・類語

じゅんぽう‐とうそう ジュンパフトウサウ【遵法闘争・順法闘争】

〘名〙 法律規則を完全に守ることによって、作業能率を低下させ使用者損害を与える争議戦術。争議権を持たない公務員公共企業体職員労働組合に多く用いられる。昭和二一年(一九四六)、国鉄(現JR)労働組合が「安全運転」の闘争を行なったのが最初休暇戦術、定時退庁などもこれに属する。
※地を潤すもの(1976)〈曾野綾子〉四「今の言葉で言うなら、順法闘争をやっているのか判断がつかない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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