選する(読み)センスル

デジタル大辞泉 「選する」の意味・読み・例文・類語

せん・する【選する/×撰する】

[動サ変][文]せん・す[サ変]《「せんずる」とも》
多くの中からえらびとる。「最優秀作を―・する」
(撰する)詩歌文章をえらぶ。えらんで編集する。「歌集を―・する」
(撰する)文章を作る。書物を著す。
「天然居士の墓銘を―・して居る所なんだ」〈漱石吾輩は猫である

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選する」の意味・読み・例文・類語

せん‐・する【選・撰】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]せん・す 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「せんずる」とも ) 多くの中から目的にあったものをえらびとる。
    1. [初出の実例]「精(しらけたる)とは米子をしらぐるやうに、兵を選するを云ぞ」(出典史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android