遺策(読み)イサク

デジタル大辞泉 「遺策」の意味・読み・例文・類語

い‐さく〔ヰ‐〕【遺策】

はかりごとに手ぬかりがあること。手落ち
前人の残したはかりごと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺策」の意味・読み・例文・類語

い‐さく ヰ‥【遺策】

〘名〙
① はかりごとに、手落ちがあること。
公議所日誌‐一二・明治二年(1869)五月要地に〈略〉諸侯を置かざるは〈略〉制度上に於ては、亳も遺策ある事なし」 〔呂氏春秋‐不苟〕
② すでに死んでしまった人が、作りのこしたはかりごと。〔日誌字解(1869)〕〔賈誼‐過秦論〕

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普及版 字通 「遺策」の読み・字形・画数・意味

【遺策】いさく

ておち。

字通「遺」の項目を見る

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