還元鉄(読み)カンゲンテツ

デジタル大辞泉 「還元鉄」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐てつ〔クワンゲン‐〕【還元鉄】

酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒貧血症の薬に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「還元鉄」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐てつクヮンゲン‥【還元鉄】

  1. 〘 名詞 〙 酸化物を還元してつくった粉末状の鉄。酸化されやすく、活性の強いものは空気中で発火する。単体または促進剤を加えて鉄触媒に用いるほか、補血強壮剤としても用いられる。

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