邑井一(読み)むらい はじめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「邑井一」の解説

邑井一 むらい-はじめ

1841-1910 幕末-明治時代の講談師
天保(てんぽう)12年生まれ。もと田安家の家臣。3代一竜斎貞山(ていざん)に入門。2代邑井貞吉(ていきち)を名のり,のち長男吉雄に3代をゆずり一と改名。「小夜衣双紙」「鈴木主水」など世話物を得意とし,品格そなわった名手とつたえられる。明治43年4月8日死去。70歳。江戸出身。本名は村井徳一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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