那波木庵(読み)なば もくあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那波木庵」の解説

那波木庵 なば-もくあん

1614-1683 江戸時代前期の儒者
慶長19年生まれ。那波活所(かっしよ)の長男林羅山師事。父の跡をついで紀伊(きい)和歌山藩儒となり,2代藩主徳川光貞の侍講をつとめた。晩年は京都で子弟におしえた。天和(てんな)3年9月23日死去。70歳。名は守之。字(あざな)は元成。別号に老圃堂。詩文集に「老圃堂集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android