邯鄲師(読み)カンタンシ

デジタル大辞泉 「邯鄲師」の意味・読み・例文・類語

かんたん‐し【××鄲師】

《「邯鄲の枕」の故事から》旅館で、寝ている客の金品を盗む者。まくらさがし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「邯鄲師」の意味・読み・例文・類語

かんたん‐し【邯鄲師】

〘名〙 (「邯鄲の枕」から) 旅館で宿泊客が眠っている間に、その金品を盗む者をいう、盗人仲間の隠語
風俗画報‐二一一号(1900)東京市中の景況地方より上京せる老若男女非常に多く定て邯鄲師跋扈するならんとて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android