郵便為替貯金(読み)ゆうびんかわせちょきん

世界大百科事典(旧版)内の郵便為替貯金の言及

【郵便振替】より

…機能的には銀行の当座預金とほとんど同じであるため,他のヨーロッパ諸国では銀行の反対から郵便為替制度の採用は遅れ,日本は1906年下村宏(号,海南,1875‐1957)等の努力により,オーストリア,スイスに次ぎ世界で3番目にこの制度を導入した。当初は,郵便為替貯金という名称で郵便貯金の一種として発足し,送金や決済後の口座の残高に対しては利子が付された。第2次大戦後,郵便貯金法から独立して郵便為替貯金法(1948公布)が制定され,その後これは66年に口座残高への付利が廃止されると同時に,郵便為替法に改称された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」