都太夫一中(初代)(読み)みやこだゆう いっちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都太夫一中(初代)」の解説

都太夫一中(初代) みやこだゆう-いっちゅう

1650-1724 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
慶安3年生まれ。京都明福寺の住職をついだが,音曲をこのみ還俗(げんぞく)。都万太夫師事,諸流を工夫して一中節を創始した。宝永3年(1706)から京坂の劇場出勤,江戸市村座にも出演した。享保(きょうほう)9年5月14日死去。75歳。本名恵俊。前名は須賀千朴。号は千翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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