都市産業宣教会(読み)としさんぎょうせんきょうかい

世界大百科事典(旧版)内の都市産業宣教会の言及

【大韓民国】より

…これに対して強権的政治体制のもとで奪われていた労働基本権の回復を求める自立した労働運動が,70年11月ソウル平和市場の縫製労働者全泰壱の焼身自殺を皮切りに70年代に各地で展開されていった。それを支えるうえで有力な役割を演じたのは都市産業宣教会(プロテスタント系,1958年結成),カトリック労働青年会などのキリスト教団体であった。 18世紀末に導入されて以降,受難と抵抗の歴史をもつ韓国のキリスト教は,李政権時代以来勢力拡張を続け,80年代には信者数は公称で1000万人近くに達したという。…

※「都市産業宣教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」