都羅新田(読み)とらしんでん

日本歴史地名大系 「都羅新田」の解説

都羅新田
とらしんでん

[現在地名]長島町福吉ふくよし

伊尾いび(現揖斐川)左岸にあり、東は福吉新田に接し、よし輪中に属する。青鷺あおさぎ川を隔てて北に横満蔵よこまくら輪中がある。安永五年(一七七六)藩主増山正賢が直営開発した新田。長島土取場で草代米七・二二二石とある(桑名郡志)近世は長島藩領。明治一六年(一八八三)家数一一、人数五〇(桑名郡志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android