都落(読み)みやこおち

精選版 日本国語大辞典 「都落」の意味・読み・例文・類語

みやこ‐おち【都落】

〘名〙
① 都にいられなくなって地方へ逃げ出すこと。特に、戦争などで、それまで都で栄えていた人々が都から逃げて行くこと。
※高野本平家(13C前)七「主上都落」
② 転じて、都会、特に東京を離れて地方に就職したり、地方の学校に入学したりすること。
青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「閉院すると共に都落(ミヤコオチ)と決めて」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「都落」の解説

都落
みやこおち

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
延宝5.8(江戸・前島次郎兵衛座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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