都門(読み)トモン

デジタル大辞泉 「都門」の意味・読み・例文・類語

と‐もん【都門】

都の入り口。また、都のなか。都。都会
「身は―の塵まみれにもなろうものを」〈佐藤春夫晶子曼陀羅

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精選版 日本国語大辞典 「都門」の意味・読み・例文・類語

と‐もん【都門】

  1. 〘 名詞 〙 みやこ入口。また、みやこの中。みやこ。
    1. [初出の実例]「西の方、都門を去れる事いくばくの地ぞ」(出典:枕草子(10C終)八三)
    2. [その他の文献]〔漢書‐王莽伝〕

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普及版 字通 「都門」の読み・字形・画数・意味

【都門】ともん

都城の門。唐・白居易長恨歌〕詩 (すいくわ)(天子の旗)搖搖(えうえう)として、行き復(ま)た止む 西のかた門を出づること百餘里 六軍發せず、奈何(いかん)ともする無し 宛轉たる蛾眉、馬に死す

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