鄭永邦(読み)てい えいほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鄭永邦」の解説

鄭永邦 てい-えいほう

1863*-1916 明治-大正時代外交官
文久2年12月28日生まれ。鄭永寧の子。鄭永昌の弟。北京公使館員となり,明治18年北京会談で伊藤博文通訳をつとめる。北清(ほくしん)事変では北京公使館をまもり,清(中国)との交渉にあたった。38年小村寿太郎に随行して北京条約締結につくす。大正5年8月20日死去。55歳。肥前長崎出身。東京外国語学校(現東京外大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android