酒家運上(読み)さかやうんじょう

精選版 日本国語大辞典 「酒家運上」の意味・読み・例文・類語

さかや‐うんじょう ‥ウンジャウ【酒家運上】

〘名〙 江戸時代、元祿一〇年(一六九七)に設けられた、酒造業者に課せられる運上(税)のこと。天領では宝永六年(一七〇九)に廃されたが、私領では酒役銀、酒荷口金、冥加金などの名目でその後も存続したところが多い。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android