酢につけ粉につけ(読み)スニツケコニツケ

デジタル大辞泉 「酢につけ粉につけ」の意味・読み・例文・類語

につけにつけ

《酢につけたり、粉にまぶしたりの意から》何かにつけて。酢に当て粉に当て。
「―、一日この事いひやまず」〈浮・五人女・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酢につけ粉につけ」の意味・読み・例文・類語

す【酢】 に=つけ粉(こ)につけ[=当(あ)て粉(こ)に当(あ)て]

何かにつけて。おりにふれて。酢につけ味噌につけ。
俳諧・飛梅千句(1679)賦何麦俳諧「眤言も唯ちゃんふんのよるの月〈西伊〉 すにあてこにあて夢の秋風〈西雪〉」
浮世草子好色五人女(1686)二「酢(ス)にあて粉(コ)にあて、一日此事いひやまず」

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