酸水素燃料電池(読み)さんすいそねんりょうでんち

世界大百科事典(旧版)内の酸水素燃料電池の言及

【電気化学】より

…これは,ガルバーニ電池に外部から電気的エネルギーを加えたことによって,電池内では水の分解反応H2O(液)―→H2(気)+1/2O2(気)が起こるためである。この逆反応H2(気)+1/2O2(気)―→H2O(液)の化学エネルギーを電気エネルギーに変換するのが酸水素燃料電池である。 上記のようなガルバーニ電池系内で起こることがらは,電極/溶液界面での電荷移動に関連する諸現象と,電極相や溶液相中での電荷移動に関する諸現象とに大別される。…

※「酸水素燃料電池」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android