釁隙(読み)キンゲキ

デジタル大辞泉 「釁隙」の意味・読み・例文・類語

きん‐げき【×釁隙】

すきま。ひま。
不和。仲たがい。
「此二党強大になるに及びて互いに―生ぜしかど」〈田口日本開化小史

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「釁隙」の意味・読み・例文・類語

きん‐げき【釁隙】

〘名〙 (「釁」はすきまの意)
① すきま。ひま。間隙
バレト写本(1591)「コノ ニョウボウワ ザチュウニイリテヨリ コノカタアシヲ スウコト quinguequi(キンゲキ) ナシ
② 互いに不和になること。仲たがい。
※栗山文集(1843)二下・本佐録序「今東照公〈略〉安反側、彌釁隙
※日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三「此二党強大になるに及びて互に釁隙を生ぜしかど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android