釈迦頭(読み)しゃかがしら

精選版 日本国語大辞典 「釈迦頭」の意味・読み・例文・類語

しゃか‐がしら【釈迦頭】

  1. 〘 名詞 〙 釈迦の頭のように髪が渦巻状の頭。歌舞伎かつらでは、不動尊の役などに用いる。
    1. [初出の実例]「生髪やかかれとてしも釈迦頭〈調吟〉」(出典:俳諧・坂東太郎(1679)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「釈迦頭」の解説

釈迦頭 (シャカトウ)

植物バンレイシ科の半常緑低木。バンレイシ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の釈迦頭の言及

【バンレイシ(蕃茘枝)】より

…バンレイシ科バンレイシ属で,果実が食用になるのは約30種あり,うち約10種が栽培されているが,バンレイシはそのうちの代表種である(イラスト)。甘みに富むクリーム状の果肉から英名が,果面の亀甲(きつこう)状と果形から漢名の〈釈迦頭〉が由来している。5~6mになる低木で,根ぎわから分枝する。…

※「釈迦頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android