精選版 日本国語大辞典 「里住」の意味・読み・例文・類語
さと‐ずみ【里住】
〘名〙
※多武峰少将物語(10C中)「御めのとおはしけれど、それもさとずみにてことなる事もなくて」
② 宮仕えなどをしないで、自宅で暮らすこと。家庭生活を送ること。→里人①。
※蜻蛉(974頃)中「今までかかるさとずみをして、またかかるめをみつるかな」
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