里心(読み)サトゴコロ

デジタル大辞泉 「里心」の意味・読み・例文・類語

さと‐ごころ【里心】

他家他郷に出ている者が、実家郷里を恋しく思う心。「里心がつく」
[類語]帰心旅愁旅情旅心たびごころ客愁かくしゅう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「里心」の意味・読み・例文・類語

さと‐ごころ【里心】

  1. 〘 名詞 〙 実家や自宅をなつかしく思う心。また、郷里を恋しく思う気持。里心地。
    1. [初出の実例]「小ちごの間は、いまださと心御座候ゆへ」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上)
    2. 「牛の鳴く声に丁稚の里心」(出典:雑俳・桜狩(1743))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android