重なり伏す(読み)かさなりふす

精選版 日本国語大辞典 「重なり伏す」の意味・読み・例文・類語

かさなり‐ふ・す【重伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 互いに重なって倒れる。幾つかの物が重なって横たわる。
    1. [初出の実例]「嶮き岩の重りふせる迫(はざま)をつたひ行けば」(出典海道記(1223頃)逆川より鎌倉)
    2. 「互に差し違え差し違え彌(いや)が上に重伏(カサナリフス)」(出典:太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android