重六(読み)じゅうろく

精選版 日本国語大辞典 「重六」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐ろくヂュウ‥【重六】

  1. 〘 名詞 〙 二個の賽(さい)に共に六の目が出ること。ちょうろく。
    1. [初出の実例]「双六のさいのめに〈略〉二が二つおりたるを重二といふ、重五(でっく)(ヂウ)六といふも謂たり」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)上)

ちょう‐ろく【重六】

  1. 〘 名詞 〙 二個の采(さい)にともに六の目が出ること。じょうろく。じゅうろく。
    1. [初出の実例]「今晩の床はふらうかふるまいか 川原の涼み重一重六」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android