重夫(読み)かさねづま

精選版 日本国語大辞典 「重夫」の意味・読み・例文・類語

かさね‐づま【重夫】

〘名〙 夫のある女が、他に情夫を持つこと。
歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)九幕「『こなたが以前の女房お富、思ひがけなく今わしと』『その濃ひ浅黄重夫(カサネツマ)義理と情の半染も』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android