重宝記(読み)ちょうほうき

精選版 日本国語大辞典 「重宝記」の意味・読み・例文・類語

ちょうほう‐き【重宝記・調法テウハフ記】

〘名〙 江戸時代、日常生活に役立つような事柄をまとめた書物。家庭医学や料理・科学知識・エチケットなどが簡明に書かれたもの。
浮世草子・元祿大平記(1702)一「当世はただかたひ書物をとり置て、あきなひの勝手には、好色本か重宝記(テウホウキ)の類(たぐひ)が増(まし)じゃ」

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