重盛諫言(読み)しげもりかんげん

精選版 日本国語大辞典 「重盛諫言」の意味・読み・例文・類語

しげもりかんげん【重盛諫言】

[一] 歌舞伎脚本「牡丹平家譚(なとりぐさへいけものがたり)」中の一場武具で身を固めて院の御所に迫ろうとする清盛を、重盛が、涙ながらにいさめる。新歌舞伎十八番一つで、重盛役は九代目市川団十郎の当たり役。
[二] 歌舞伎「牡丹平家譚」の通称

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「重盛諫言」の解説

重盛諫言
(通称)
しげもり かんげん

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
牡丹草平家物語 など
初演
明治9.5(東京中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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