デジタル大辞泉
「重荷」の意味・読み・例文・類語
おも‐に【重荷】
1 重い荷物。
2 能力をこえた大きな責任。「今回の役目を重荷に感じる」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おも‐に【重荷】
〘名〙
① 重量の多い荷物。重い荷物。
※
古今(905‐914)雑体・一〇五八「人恋ふる事をおもにと担ひもてあふごなきこそわびしかりけれ〈よみ人しらず〉」
※東照公遺訓(江戸末)「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず」
② 重量によって、その
運賃を計算する
船積みの荷物。重量荷物。
③
物事をするのに非常に負担となるような
事柄。
重圧となるような負担や苦労。
重任。
※
謡曲・
恋重荷(1423頃)「これは重き巖にて
候ふを綾羅錦紗をもって包み、恋の重荷と名付けて候」
④
能楽の
小道具の一つ。「恋重荷
(こいのおもに)」の曲に用いる、錦の包み。
じゅう‐か ヂュウ‥【重荷】
〘名〙
① おもい荷物。おもに。
② 重い負担。重任。おもに。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報