野原薊(読み)ノハラアザミ

デジタル大辞泉 「野原薊」の意味・読み・例文・類語

のはら‐あざみ【野原×薊】

キク科多年草。代表的なアザミ一種で、乾いた草地に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、鋭いとげがある。晩夏から秋、紫紅色頭状花をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「野原薊」の意味・読み・例文・類語

のはら‐あざみ【野原薊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。本州の中・北部の乾いた草地に生える。高さ約一メートル。根生葉は花時にも残り、長楕円形で不規則に羽状中裂し、裂片の縁に鋭いとげがある。晩夏から秋にかけ、紫紅色の頭花を茎上部の枝端につける。頭花は直立し、総苞は鐘形でクモの糸状の細毛がある。総苞片は斜上し、反曲しない。ごぼうあざみ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「野原薊」の解説

野原薊 (ノハラアザミ)

学名Cirsium tanakae
植物。キク科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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