野口園生(読み)ノグチ ソノオ

20世紀日本人名事典 「野口園生」の解説

野口 園生
ノグチ ソノオ

昭和・平成期の人形作家



生年
明治40(1907)年1月23日

没年
平成8(1996)年7月25日

出身地
東京

学歴〔年〕
忍岡女学校卒

主な受賞名〔年〕
童宝美術展優秀賞〔昭和15年〕,現代人形美術展朝日新聞社賞〔昭和25年〕,勲四等瑞宝章〔昭和54年〕

経歴
昭和12年衣裳人形の重要無形文化財保持者であった故堀柳女さんに入門し技法を学び、詩情に富み個性的な作品を生み出す。15年童宝美術展優秀賞、25年野口園生人形塾開設、同年現代人形美術展朝日新聞社賞、30年蒼園会を主宰、34年日本工芸会正会員。53年から2年間日本工芸会人形部会長、61年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野口園生」の解説

野口園生 のぐち-そのお

1907-1996 昭和-平成時代の人形作家。
明治40年1月23日生まれ。堀柳女(りゅうじょ)に師事。昭和25年人形塾をひらき,現代人形美術展で朝日新聞社賞を受賞。53年日本工芸会理事。61年衣裳(いしょう)人形で人間国宝。平成8年7月25日死去。89歳。東京出身。東京市立第一実科高女卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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