野束村(読み)のづかむら

日本歴史地名大系 「野束村」の解説

野束村
のづかむら

[現在地名]岩内郡岩内町字野束

明治初年(同二年八月―同六年の間)から同四二年(一九〇九)まで存続した村。岩内市街の南方にあり、野束川流域に開ける。明治四年の「春日紀行」に野束とある。同六年の「後志国地誌提要」に野束村とみえ、戸数五七・人口二四二、寄留戸数一・人口三三。同一二年の「共武政表」に戸数五七・人口二九二、学校一、馬四、日本形船舶一三一、物産は大豆・小豆・粟・稗・蕎麦・鰊・鮭・鯣・鱈・煎海鼠昆布・炭・薪とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android