野沢節子(読み)ノザワ セツコ

20世紀日本人名事典 「野沢節子」の解説

野沢 節子
ノザワ セツコ

昭和・平成期の俳人 「蘭」主宰



生年
大正9(1920)年3月23日

没年
平成7(1995)年4月9日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
フェリス女学校〔昭和8年〕中退

主な受賞名〔年〕
浜賞(第1回)〔昭和22年〕,浜同人賞(第1回)〔昭和25年〕,現代俳句協会賞(第4回)〔昭和30年〕「未明音」,読売文学賞(第22回)〔昭和46年〕「鳳蝶」

経歴
横浜フェリス女学校2年の折カリエスを病み中退。昭和17年「石楠」に入会するが、21年「浜」創刊とともに参加。46年12月「蘭」を創刊主宰。現代俳句女流賞、蛇笏賞選考委員をつとめる。句集に「未明音」「花季」「鳳蝶」「飛泉」「存身」、文集に「花の旅水の旅」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野沢節子」の解説

野沢節子 のざわ-せつこ

1920-1995 昭和-平成時代の俳人。
大正9年3月23日生まれ。カリエスとのたたかいの中で俳句にであい,大野林火に師事。命をみつめた清冽な句で知られ,昭和30年「未明音」で現代俳句協会賞,46年「鳳蝶(ほうちょう)」で読売文学賞。同年「蘭」を創刊,主宰。平成7年4月9日死去。75歳。神奈川県出身。フェリス和英女学校中退。
格言など】自然とのかかわり合いの中に,生きる人間の血の原点,いのちの素肌をさぐりたい(「蘭」創刊号序文)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野沢節子」の解説

野沢 節子 (のざわ せつこ)

生年月日:1920年3月23日
昭和時代;平成時代の俳人。「蘭」主宰
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android