野襤褸菊(読み)ノボロギク

デジタル大辞泉 「野襤褸菊」の意味・読み・例文・類語

の‐ぼろぎく【野襤褸菊】

キク科一年草または二年草道端などにみられ、高さ約30センチ。茎は赤みを帯び、葉は不ぞろいな羽状の切れ込みがある。主に春から夏、黄色い管状花からなる頭状花をつける。ヨーロッパ原産の帰化植物

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精選版 日本国語大辞典 「野襤褸菊」の意味・読み・例文・類語

の‐ぼろぎく【野襤褸菊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の一年草。ヨーロッパ原産で、明治初年に渡来し、各地帰化。高さ約三〇センチメートル。茎は赤紫色を帯びる。葉は長倒卵形で不規則に羽状中裂、裂片は卵形で縁はふぞろいの鋸歯(きょし)がある。春から夏にかけ、茎頂に円柱形の総苞に包まれた小さな黄色い頭花を多数つける。小花はすべて舌状花。果実は円柱形で白い冠毛がある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「野襤褸菊」の解説

野襤褸菊 (ノボロギク)

学名Senecio vulgaris
植物。キク科の一~二年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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