金の卵(読み)キンノタマゴ

デジタル大辞泉 「金の卵」の意味・読み・例文・類語

きん‐の‐たまご【金の卵】

めったに手に入らない貴重な人材
[補説]求人難のときの中卒高卒の就職希望者をいった、昭和39年(1964)の流行語から。

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精選版 日本国語大辞典 「金の卵」の意味・読み・例文・類語

きん【金】 の 卵(たまご)

  1. めったに手に入らない貴重な人材をたとえていう。

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世界大百科事典(旧版)内の金の卵の言及

【卵】より

…またギリシアのオルフェウス教による神話は,上天の神アイテルAithērがクロノスないしカオスと交わって巨大な銀色の卵をつくり,そこから最初の両性具有神プロトゴノスPrōtogonos(〈最初に生まれた者〉)あるいはファネスPhanēs(〈光明〉)が生まれたと説く。さらにエジプト神話では,ナイル川のガチョウが産んだ黄金の卵から太陽神ラーが誕生し,創造神クヌムKhnumも口から卵を吐きだしこれを言語の源としたと語られている。同様にヒンドゥー神話にも黄金の卵から創造神ブラフマー(梵天)が生まれ,二つに割れた殻が天と地に変じたという話がある。…

※「金の卵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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